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スロットから出力される信号をパソコンで取得するためのユニットを作成します。

 全体の概略図
 
信号変換基板・回路図

上記回路図を参考に基板を作成してください。

EIコネクター使用バージョン
QIケーブル使用バージョン

信号が勝手に出る…場合には?
配線やリレーの状態によっては抵抗値が高くなり、
リレーのON-OFF状態を正しく認識できなくなっている可能性があります。

一度、FT245RLのジャンパーJ1の位置を下図のように変更してみてください。

=信号変換基板の作成=EIコネクター使用バージョン

部材 個数 写真 備考
FT245RLモジュール(USB-パラレル変換IC) 1個 pict 秋月電子より購入(該当ページ)
集合抵抗(10kΩ) 1個 - コモンタイプ。取り付ける向きに注意
ジャンパー線 1本 - -
ユニバーサル基板 1枚 - -
ICソケット(丸ピン/24ピン) 1個 - 必要に応じて
コネクタ(信号変換基板へ接続) 1対 pict 8P/タイプは自由
今回の作例ではEIコネクター8Pを使用。
ピンコンタクトが別売りの場合有。
コネクタ(スロ実機・外部集中端子板へ接続) 1個 pict EIコネクター8P。要加工・コネクタ向き注意。
ピンコンタクトが別売りの場合有
配線(コネクター間に使用) 8本 - 長さ等は自由
USBケーブル 1本 - -

=基板の作成=

部品面写真 部品面から見た配線図 
 

=ケーブルの作成=

ケーブルは基板直付けでも良かったのですが、取り外し出来るタイプを作りました。
外部集中端子板と接続するコネクターは若干の加工が必要になります。
下の写真のように黒い部分を平らに削ります。

配線の両端にピンコンタクトを取り付けます。
ラジオペンチでも加工は可能ですが慣れるまで難しいと思います。
金銭面で余裕があれば圧着工具を購入された方が良いと思います。

外部集中端子板側には加工したコネクターを、PIN-USB基板側には加工していないコネクターを接続します。

=外部集中端子板との接続=

外部集中端子板のコネクター2(CN2)にケーブルを接続します。
ピン配列は下の写真のようになっています。


ケーブルのコネクタは通常とは表裏が逆の接続をします


最終的には下の写真のような接続になります。


=信号変換基板の作成=QIケーブル使用バージョン

部材 個数 写真 備考
FT245RLモジュール(USB-パラレル変換IC) 1個 pict 秋月電子より購入(該当ページ)
集合抵抗(10〜100kΩ) 1個 - コモンタイプ。取り付ける向きに注意
QIケーブル(8S-1Px8) 1本 pict 共立エレショップより購入(該当ページ)
ユニバーサル基板 1枚 - -
ICソケット(丸ピン/24ピン) 1個 - 必要に応じて
USBケーブル 1本 - -


=基板の作成=

共立エレショップで販売されてるQIケーブルを使用したバージョン。
QIケーブル自体は8ピンコネクターと8本のピンの組み合わせです。
QIケーブルのピンピッチは2.50mmですが、ほぼ影響がないと思われます。
ケーブル長が約30センチの為、台によってはギリギリの長さになる可能性があります。

部品面写真 部品面から見た配線図(QIケーブルの色別)

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